AI需要が動かす、1棟数百億円の建設マネーと電力の奔流
インタラクティブな商流マップを開く →稼ぎ方DC事業者はテナントから毎月のコロケーション/クラウド利用料を受け取り、その多くを電気料金と建設費の返済に充てる。1棟数百億円の建設マネー(一時金)はゼネコン・設備メーカー・土地オーナーへ一気に流れる。
見どころ「カネ(一時金)」フィルタで建設時の一時金、「カネ(継続払い)」で毎月の継続金流を切り替えてみよう。電力会社への支払いが運営コストの主役だと分かる。
面接でこう使う「AI需要で建設ラッシュ」で終わらせず、『御社の収益はテナントからの継続利用料で、最大コストは電力。だから再エネ調達力が差別化になると考えた』と金流で語ると、業界を構造で見ていることが伝わる。
データセンター施設を保有・運営し、ラック・電力・空調・接続環境を提供する。地図の中心。
エクイニクス・ジャパン ・ NTTグローバルデータセンター ・ TELEHOUSE(KDDIグループ) ・ アット東京 ・ さくらインターネット ・ IDCフロンティア ・ MCデジタル・リアルティ ・ ブロードバンドタワー
大口テナントであると同時に自社DCも建設する。コロケーション大口賃借(ホールセール)とIT機器大量調達の主体。
アマゾン ウェブ サービス(AWS) ・ Google Cloud ・ Microsoft(Azure) ・ Oracle
金融・製造・官公庁など。直接またはSIer経由でコロケーション/クラウドを利用する。
エンドユーザーのシステム構築・運用を受託し、DC利用や機器調達を再販の形で仲介する中間流通。
NTTデータ ・ 野村総合研究所 ・ 伊藤忠テクノソリューションズ ・ SCSK ・ 大塚商会
DCへの専用線・ダークファイバー・IX接続を提供。DC内にPOPを置く場合はテナントにもなる。
NTT東日本 ・ NTT西日本 ・ KDDI ・ ソフトバンク ・ アルテリア・ネットワークス
特別高圧での受電契約。電気料金はDC運営コストの最大項目で、立地選定(系統容量)も左右する。
東京電力エナジーパートナー ・ 東京電力パワーグリッド ・ 関西電力 ・ 北海道電力
コーポレートPPAでDCに再エネ電力を長期供給。テナント(特にハイパースケーラー)の脱炭素要件が需要ドライバー。
NTTアノードエナジー ・ 自然電力 ・ クリーンエナジーコネクト
24時間の設備監視・保守・警備・清掃。ファシリティマネジメントの受託。
NTTファシリティーズ ・ 三機工業 ・ セコム ・ ALSOK(綜合警備保障)
DC特有の電源・空調・耐荷重要件を踏まえた設計・監理。
NTTファシリティーズ ・ 日建設計
DC建屋の施工を元請けとして受注。データセンターは建設市場の主要セグメントに成長。
鹿島建設 ・ 大成建設 ・ 大林組 ・ 清水建設 ・ 竹中工務店
ゼネコンからの下請で電気設備工事・空調衛生工事を施工。設備メーカーからの機器調達の窓口にもなる。
きんでん ・ 関電工 ・ 高砂熱学工業 ・ 新菱冷熱工業 ・ ダイダン ・ 九電工
特別高圧受変電設備・非常用発電機・UPS・PDUなど。大型機器は施主(DC事業者)直接調達の商流もある。
三菱電機 ・ 富士電機 ・ TMEIC ・ 東芝インフラシステムズ ・ シュナイダーエレクトリック ・ Vertiv ・ ヤンマーエネルギーシステム ・ 明電舎 ・ 日東工業 ・ 東光高岳
空調機・チラー・液冷設備。AIサーバーの高発熱化で液冷(DLC)が新たな商流に。
ダイキン工業 ・ 新晃工業 ・ 三菱重工サーマルシステムズ ・ Vertiv
AI需要の源流。GPUの供給がDC建設・電力需要全体を駆動している。
NVIDIA ・ AMD ・ インテル
IT機器はコロケーションではテナント側資産。ハイパースケーラー向け大量納入とSIer経由の企業向け販売の二つの商流。
デル・テクノロジーズ ・ HPE ・ Supermicro ・ 富士通 ・ NEC ・ ジーデップ・アドバンス ・ HPCシステムズ
スイッチ・ルーター・光トランシーバー。AIクラスタの東西トラフィック増で需要拡大。
シスコシステムズ ・ アリスタネットワークス ・ ジュニパーネットワークス
DC用地の供給・開発。物流施設系デベロッパーがDC開発に参入する動きが顕著。
三井不動産 ・ 三菱地所 ・ グッドマンジャパン ・ 日本GLP ・ ESR
経済安全保障(クラウドプログラム)による整備補助、自治体のDC誘致・税制優遇。受け手として固定資産税も。
経済産業省 ・ 総務省 ・ 立地自治体(例: 印西市・千歳市)
DCを不動産アセットとして保有・出資。海外系ファンドの大型投資が相次ぐ。
産業ファンド投資法人 ・ ブラックストーン ・ GIC ・ KKR
プロジェクトファイナンス・設備融資・リース。大型化するDC投資の資金供給源。
三菱UFJ銀行 ・ 三井住友銀行 ・ みずほ銀行 ・ 日本政策投資銀行 ・ 三井住友ファイナンス&リース
東京電力パワーグリッド ・ 関西電力送配電
フジクラ ・ 住友電気工業 ・ 古河電気工業