3万点の部品と、ローン・保険・税金 — 1台の車を巡る巨大な金流
インタラクティブな商流マップを開く →稼ぎ方完成車メーカー(OEM)は3万点の部品をティア1→ティア2…と連なるサプライヤー網から調達し、ディーラー経由で販売する。車両代金のほかローン金利・保険料・税金という金融系の金流が太いのが特徴。
見どころOEMを中心に、部品(西)・販売金融(東)・素材(南)の方角で金流の性格が変わる。子マップ「自動車部品」でティア構造をさらに深掘りできる。
面接でこう使う『車両代金だけでなくローン・保険・アフターまで含めた生涯収益で稼ぐ業界』という金流を踏まえ、EV化で部品・電池・充電のどこにカネの流れが移るかを自分の観点で語る。
車両の企画・開発・組立。約3万点の部品を束ねるサプライチェーンの頂点であり、地図の中心。
トヨタ自動車 ・ ホンダ ・ 日産自動車 ・ スズキ ・ マツダ ・ SUBARU ・ 三菱自動車
車を買い、ローンを払い、保険と税金と燃料代を払い続ける存在。1台のライフサイクルで車両価格と同規模の維持費が動く。
メーカー系列の販売会社。新車販売に加え、整備・車検・保険代理店が収益の柱。
全国のメーカー系列販売会社 ・ VTホールディングス ・ ウイルプラスホールディングス ・ 日産東京販売ホールディングス ・ ケーユーホールディングス ・ ICDAホールディングス ・ バナーズ
下取り車がオークションを経て再流通する二次市場。輸出も太い出口。
USS ・ IDOM(ガリバー) ・ ネクステージ ・ オプティマスグループ ・ アップルインターナショナル ・ レダックス
ガソリンスタンドとEV充電網。ユーザーの継続支出の大きな受け皿。
ENEOS ・ 出光興産 ・ e-Mobility Power
OEMに直接納入する大手部品メーカー。系列(ケイレツ)構造が特徴だったが、電動化で再編中。
デンソー ・ アイシン ・ 豊田自動織機 ・ 住友電気工業 ・ 矢崎総業
車体を構成する素材。鋼板はOEMが集中購買してティア1に支給する商流(支給材)が特徴。
日本製鉄 ・ JFEスチール ・ 神戸製鋼所 ・ 東レ
マイコン・パワー半導体・センサー。1台あたりの搭載額は電動化・知能化で急増中。
ルネサス エレクトロニクス ・ ローム ・ インフィニオン テクノロジーズ
EV/HEV用電池。工場投資に国の補助金が入る、半導体と並ぶ経済安保領域。
パナソニック エナジー ・ プライムプラネットエナジー&ソリューションズ ・ AESC
溶接ロボット・工作機械・プレス機。OEMと部品メーカーの設備投資の受け皿。
ファナック ・ 安川電機 ・ 川崎重工業
工場からディーラー・輸出港への輸送。自動車専用船は日本の海運の主力事業。
日本郵船 ・ 商船三井 ・ トヨタ輸送
オートローン・残価設定・リース。メーカー系金融会社が販売を下支えする。
トヨタファイナンス ・ ホンダファイナンス ・ オリックス自動車
自動車保険は損保の最大種目。ディーラーが代理店を兼ねる商流。
東京海上日動 ・ 損害保険ジャパン ・ 三井住友海上
EV購入補助(CEV補助金)・電池工場補助を出す一方、取得・保有・燃料の各段階で課税する双方向の金流。
経済産業省 ・ 国土交通省
国内4社で世界シェアの約半分。新興国の生活の足とプレミアムバイクの二本柱。
ヤマハ発動機
物流を支える商用車。電動化・自動運転の実装は乗用車より速い可能性。
いすゞ自動車 ・ ARCHION ・ 日産車体 ・ 新明和工業 ・ 極東開発工業
ホイール・サス・カーナビ・バイク用品。クルマ趣味の経済圏。
カーメイト ・ デイトナ ・ ウェッズ ・ エッチ・ケー・エス ・ テイン ・ オートバックスセブン ・ イエローハット ・ アップガレージグループ ・ 中央自動車工業 ・ バイク王&カンパニー ・ KeePer技研 ・ オートウェーブ ・ G‐7ホールディングス ・ アイエーグループ ・ ムラキ ・ ナルネットコミュニケーションズ
パーク24 ・ トヨタレンタリース
エンビプロ・ホールディングス ・ 会宝産業